認知症が私たちに突きつける課題は

抗いようのない老い衰えとの折り合いのつけ方であり

その人を前にしてどうふるまうのかの自問である

認知症かも?と思ったら 早期発見・早期対応が大切です できるだけ早くご相談ください

あなたにとって「認知症」はどんな問題?


    1. 自分には関係ない

    2. 自分が認知症になるのが怖い

    3. 身近な人が認知症で、どう接したらいいか不安


  1. の方はこのページを閉じて結構です。

  2. の方は「カネをかけない認知症予防」にお進みください。

  3. の方はこのサイトの全てをじっくりお読みください。あなたのために書いた内容です。

はじめに

認知症の問題は大きく分けて二つあります。ひとつは自分自身が認知症になる恐怖。もうひとつは認知症の人とどうかかわるかの悩みです。認知症とは加齢に伴って誰でも発症する症状ですので、逃れることはできません。前者の恐怖は中高年に共通した思いでしょう。「今はまだ元気だが、不安を感じ始めてきた」という方は自分だけの課題(予防など)として向き合えばいいのですが、後者の不安は全世代に共通する社会問題です。

社会問題と言っても、徘徊して行方不明になるとか、事故にあうといったことにとどまりません。祖父母や父母が認知症になり介護に関わることが避けられない子世代が、同じことを何度も繰り返し聞かされて、キレて暴力沙汰になるなんてことは、今やニュースにもならないほど、扱いは軽量になりました。それほど日本中で毎日のように発生する出来事です。でも、本人たちには大問題。下手をすれば殺人事件になりかねないし、そこまで至ってしまうと重大事件の容疑者=悲劇のニュースとして大きく扱われます。もちろんあなたの人生を大きく狂わせてしまいます。そんなこと嫌でしょう。



そうならないために大切なのは、認知症の人との「関わり方の組み直し」です。あなたと相手とのアイデンティティの再構築をすることが必要なのです。過去からの関わり方を引きずったままでは、お互いに苦しく、身動きが取れなくなり、共倒れになってしまいます。

高齢になって認知症になるのはまだ諦めがつくかもしれませんが、40~50代で認知症になると家族の生活は一変します。働き盛りで家のローンも残っている。子供はまだ学生で学費がまだ必要だ。子供は進学を、夢を諦めることになりかねない。こんなケースでは年金、保険などの使える制度を知っておかないと大きな違いが生まれます。この国の行政は、利用可能な制度をすぐに教えてくれる、なんて親切なマネをしません。知っている者だけが制度を利用できる「申請主義」が原則なのです。


申請主義:「市民が行政サービスを利用する前提として、自主的な申請を必要とする」ということを指す言葉。「あなたはこの制度の受給要件に該当するので申請してください」と行政から声かけがされることはなく。サービス受給要件に該当していたとしても、自分で情報を調べ、「申請」をしなければ、受給に至ることはない。そのため、知らなかったから利用ができなかった、ということが往々に起こり得てしまう。

このサイトは、2011年から認知症のことを考え続ける神垣忠幸が、ビジネスマン(経営者と勤労者)向けに書き直した認知症専門ページです。私は今公益社団法人認知症の人と家族の会の大阪府支部代表を務めていますが、2021年4月より平日に勤務する株式会社ジェイシーシーで認知症に悩む企業とビジネスマンを支援する相談窓口を開設しました。どうぞ遠慮なくお尋ねください。

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