
現代の医学の力では、認知症の原因疾患は判明していても、脳神経細胞がなぜ死滅するのか、わかっていません。また神経細胞の死滅を食い止める方法も見つかっていません。さらに保険適用の治療薬には、病状の進行を抑制する力がありません。となれば、他に方法を求めるしか無いということになります。
先の見えない認知症者と家族にとり、せめて厳しい周辺症状(暴言・暴行・徘徊・不眠)が穏やかになるだけでも、本人とその家族の日々の暮らしが楽になります。
私達は、認知症者とその家族の暮らしが、明るさと穏やかさを取り戻す手法の研究を続けてまいりましたが、ようやくその手がかりが見つかりました。それは、薬品に頼らない方法です(当然副作用もありません)。生活環境にわずかな習慣を付け加える程度のことですが、その有効性は科学的に明らかにされており、改善の具体的事例も国内の老健施設にあり、どなたも安心して取り組んでいただける内容です。
そこで、まず認知症者の介護をされている家族の方にその手法をお伝えします。日常のケアに取り入れて、あなたの生活の立て直しにお役立てください。
※「認知機能リハビリ」は、認知症周辺症状を緩和し改善を促すプログラムの指導と情報提供等をおこなうサービスです。詳しい内容は直接お問い合わせください。