ソフトギムニク・エクササイズ

認知機能リハビリ ソフトギムニク・エクササイズ

※このエクササイズの狙い
なんちゃって生理学講座」で紹介しましたが、脳のワーキングメモリーの部位を働かせる方法は「汗をかく有酸素運動」をしながら「頭を使う」ことです。ジョギングをするのが手っ取り早いですが、それができない方のために考案したのがソフトギムニク(net通販で買えます)を使ったエクササイズです。安全で安価なソフトギムニクで認知機能を鍛えましょう。
希望者には指導しますので、事前連絡の上事務所(大阪市北区)にお越し下さい。
投げるボール、はずむボールを受け取る時、
不規則な動きに対応するため脳は身構えます。左右に投げ分けるような工夫をしてください。更に逆唱もワーキングメモリーを大いに刺激します。


ソフトギムニク¥1,200/個をひとりで二つお使いください。ひとつは椅子の上に置いて、その上に座ります。もうひとつは両手の指に力を込めて握ってください。体力の無い方は空気の量を少なめにして使いましょう。


【準備】
リズムに合わせて(座ったままで)
1)ソフトギムニクをひとつお尻の下にはさんで座る(背中はもたれずに)
2)リズムに合わせてお尻を左右に揺らす
3)両脚を交互にかかとから足踏み(不安な時は両腕を水平に伸ばす)
4)リズムに合わせてお尻を左右に大きく揺らす
5)歌ってみましょう「茶摘み」など


【歌おう】リズムに合わせて、お尻を揺らしながら歌おう(お尻の下にはさんだままで)

※ここまでは血行促進の運動

1)ソフトギムニクを両手の指先に力を込めてムギュムギュと握る
2)片手で持ち、空いた手の平に大きな音をたてて持ち替える
3)両手で握ったまま、肘を延ばして、胸も反らし頭上に持ち上げて下ろす
4)両手で握ったまま、肘を延ばして、頭上で左右に揺らす

※立って行う場合はリズムに合わせて足踏みを続ける。
※必ずおなかから大きな声を出して歌いながら、このセットを行う。

※集団で行う場合は、指導員の指示で歌うグル-プが途中交代するなどの変化を加えて続きを歌う。 動作は全員継続。

歌が苦手だ、と言う場合は俳句(芭蕉や一休)や和歌(百人一首)の口承を声に出してやってみましょう。昔覚えた句を何度も繰り返し声に出して語る作業でワーキングメモリーのトレーニングになります。カエルの絵を見せて「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」を答えさせ、雀の絵を見せて「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」や「われと来て 遊べや親のない雀」を答えさせ、蠅の絵を見せて「やれ打つな 蝿が手をすり足をする」などを答えてもらいます。

※狙い
ふくらはぎの筋肉を動かす事で血流が促進されます。腰を前後左右に揺らす運動で腹筋背筋が動き、この時お腹から声を出す事で更に腹筋刺激と肺活量増大が見込まれます。大きな声を出す行為は表情筋、口腔内の筋肉を使い、噛む運動、嚥下機能の回復につながります。


【遊ぼう】全員で曲のリズムに合わせて、逆唱で遊ぼう。(立てる方は立ち上がって、ソフトギムニクの空気はいっぱいにしましょう)

※ここではワーキングメモリをフル活用

1)両手で床に叩き付けて胸元で受け取る
2)片手で床に叩き付けて胸元で受け取る
3)片手でまり付きをする
4)二人一組になり、ひとつのボールを落とさずに投げ合う
5)二人一組になり、ひとつのボールを床に一度打ち付けて投げ合う

※歌ではなく、逆唱(123なら321たこやきならきやこた)を声に出しながら続ける。
※1~3は指導員が、4~5は交互に逆唱の問いを出し合う。
※逆唱はトレーニングなので、間違ってもどんどん続けます(名前、地名、駅名等を出題)。

※狙い
他者と投げ合い受け取るために、脳は身構えます。変化を生じさせるために、向かい合う方は、近すぎない距離をとりましょう。ボールを受け取り易くては効果が薄くなります。


【踊ろう】全員で曲のリズムに合わせて、逆唱で踊ろう。(ストレッチ体操、立ったままでも座っていてもOK、手持ちのソフトギムニクの空気は少なめでも可

※ここでもワーキングメモリをフル活用

1)両手の指先に力を込めて握る
2)胸の高さで肘を延ばし、引き戻す
3)胸の高さで肘を延ばし、腰を左右に振る
4)胸の高さで肘を延ばし、両腕の間から横を見る
5)両腕の肘を延ばして左右に広げ、手のひらは上向きで、腰をひねると同時に、ひねった腰の側の腕もぐるりとひねる
6)片手で持って大きな虹を描きます
7)両手で持って頭上に大きな輪を描こう

逆唱を大きな声を出しながら続ける。