認知症カフェ@あべのハルカス2月の集まりが開催されました。 今月の図書はクリスティン・ボーデン「私は誰になっていくの」です。40代で認知症になってしまったオーストラリアの女性。上級公務員であり3人の子供のシングルマザーである彼女は徐々に襲ってくる偏頭痛に悩まされながらとうとうアルツハイマー病と診断されました。 脳の機能不全になる過程で、見えるもの聞こえるもの、身に降りかかるすべてのことに対し、自分自身がどう感じたのかを、克明に書いておられます。認知症になるとこんな風に感じているのかが少し理解できる参考書と言えるでしょう。 さて、来月の3月14日は最終回です。4月からは日程と会場を新たにして続けて行きたいと考えています。皆さんどうぞご注目ください。 来月の図書は「認知症の人を愛すること: 曖昧な喪失と悲しみに立ち向かうために」です。 |
メッセージ >